生意気にも
生意気にもブログを始めたわけであります。
皆さんはうどんは好きですか。僕は好きです。
中でも冷たいうどんを熱い出汁につけて食べるタイプのものに目がありません、そこで鴨汁うどんなわけです。
ざるうどんも美味しい、確かに美味しい、だが簡素過ぎる・冷たいものを啜る気分ではない・若干の舌の寂しさを覚える‥
そういった場合の最適解、それが鴨汁うどん
漂う甘い香り、ほんのり焦げ目のついた葱、そして威張らずとも確かな存在感を示す焼き鴨、黒く艶やかな出汁‥
鴨汁うどんの魅力は枚挙に暇がないのでさておき、個人的な醍醐味は締めに蕎麦湯を入れた出汁を飲む刹那にあると信じて止みません。
それは、鼻腔への接近を許したことで再び、また一層広がった香ばしい香りの中で、口に添えた器を傾ける瞬間ー、
われわれが目にする当に花鳥風月、風月無辺、そして秉燭夜遊をまとめて体現せんとする、あえかなりでエフェメラルな光を照らし返す「あぶら」にこそ宿っています。
この「あぶら」は単なる脂を超え、僕の胃に、何より心に深い余韻を残すのです。
何が言いたいかといえば、「鴨汁うどんに浮くあぶら」は、そんなところからやってくるべくしてやってきた名前である、ということです。
さて、日常のふとしたシーンにおいて『ご自由にどうぞ』と提示されたパンフレットやマッチ・場合によっては文房具など、別段必要性に駆られるわけではないが貰いたい気がする、という状況に遭遇したことがありませんか。
なぜ僕が生意気にもブログなぞ始める気になったかといえば、つまりそういうことだったりして、特に理由はありません。
普段思ったことはtwitterでつぶやいて(ぼやいて)いるのでここで差別化することもない気がします
というわけで、ネタは追い追い考えます。適当でスミマセン。あ、読んだ漫画の感想とかいいかもしれませんね。
ただ、なにぶん僕自身が昔から日記など三日坊主どころか買っておしまいのただの坊主(ただの坊主というと、それは真面目に続けている状態を指すのではないかというツッコミは無粋)になるような人間なので、そこは多少は気をつけたい点ではあります。多少は。
そう考えると、このブログの目的を 筆不精解消 と設定した方が見栄えがいいでしょうか?ではそうしましょう。
とはいえ、昔から本や他人の書いた文章を読むことはけっこう好きでした。
書くとなると課題として出される作文だったりして、明確なテーマが定められているというのが記憶にある範疇ではほとんどなので、つまり個人的な題材で文章を拵えるのは思い返せば学校で文集用に書いた以来かもしれません。
ここに小学〜高校の文集があるわけですが、アルバム以上に当時の人柄が分かったりして、読んでて飽きが来ませんね。特に中学時代の好きだった子の筆跡を見て感慨深く感じるのは僕だけではないはずです。ですよね。
ここまで書いてきて、ひとつ思ったのはあまり長い文章を書くと自分の変な部分が露見しまいかと不安になってくるということですね。しかしながらこの私、一日本男児として二言はありません。
というわけで、名前の由来とその他よしなしごとを連ねましたが、いってみればこれはほんの軽いジャブです(個人的なただの景気付けです、本当にスミマセン)。
更新は、まるでこの社会のようにどうなるかわかりませんが(ウマイ!)、その際にはよろしくお願いします。
では。